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[BOOKデータベースより]
歴史修正主義が跋扈し、人文学の危機が叫ばれるなか、あえて「世界」とは何かを問う。
第1部 われわれはいかなる「世界」に生きているのか(なぜ、「世界」を問題とするのか―人文学の来し方・行方を考えるために;データ・リヴァイアサンの降臨―存在論的機械学のために;グローバル市民社会―方法としての主体、可能性としての他者;「国民」という主権者の啓蒙の問題―フランス「恐怖政治」の教訓;さらば抑圧―エロースの砂漠、コンテンツなき身体)
第2部 われわれの「世界」はいつ始まっていたのか(前衛失速、電子音、波動化―「今」の音楽の起点を一九七〇年代に探す;「偉大な社会」から破砕の時代へ―一九六〇年代アメリカ史試論;核時代を生きるために―E・P・トムスンと核武装解除;総力戦がイギリス社会に遺したもの―「国民貯蓄運動」の消長と現代の到来)
第3部 歴史認識がなぜ問題になるのか(「ジェノサイド」の想起と忘却をめぐる覚書―コスプレ化と犠牲者性ナショナリズムと知的忘却;戦後日本の中国史研究における「近代」;韓国「歴史戦争」と大韓民国臨時政府;抹消記号を付されたユートピア―イエズス会パラグアイ布教区の廃墟から「啓蒙の未来」へ)
第4部 来るべき人文学のために(モデルネ 新しいものの思考法;生き物としての実験室と有機的な網目―世界を動員するネットワークを異化するために;ボロとクズの人文学―「どん底」の総合的考察)