- 音楽と出会う
-
21世紀的つきあい方
教養みらい選書 004
- 価格
- 1,870円(本体1,700円+税)
- 発行年月
- 2019年04月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784790717300
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[BOOKデータベースより]
21世紀、この先にどんな音楽との出会いが待ち受けているのか?近代西洋音楽史を専門とする著者が、「音楽史の亀裂」と感じた、ここ数十年の音楽現象に挑む書き下ろし。規格外の音楽とつきあう楽しさを自在に語る。著者おすすめの音楽もジャンルを超えて紹介!
第1章 音楽は所有できるのか?―「My Song」について
[日販商品データベースより]第2章 音楽を神とする共同体
第3章 日本酒にモーツァルトを聴かせる
第4章 音楽と電気と幽霊と
第5章 ネット空間を流れる音楽―音楽とタブー
第6章 癒し音楽に癒されてたまるか!
第7章 AIはモーツァルトになれるのか?
第8章 歩け、そして規格外を探せ!
人生を変えるような音楽と出会うには?ネット動画、AIによる自動作曲、カリスマ不在、癒し音楽ブーム…近代西洋音楽史を専門とする著者が、21世紀固有の音楽現象を挑戦的にとりあげ、規格外の音楽とつきあう楽しさを自在に語る。著者おすすめの音楽も紹介。
――はじめにより
私は本書を、「前世紀に生きていた音楽好きが、この三十年くらいをすっ飛ばして、いきなりタイムマシンで二一世紀の現代に連れてこられたとしたら、今の音楽状況がいったいどんなふうに見えるだろう?」という、少々SF的な好奇心でもって書こうと思った。それは、「今」において「当たり前=永遠に変わらない」と思われていることが、数十年もたてば一変するということを、思い切り強調したかったからである。しかしまた、どれだけ音楽を取り巻く環境が激変しようとも、人間が人間である限り変わらないだろうことがらもあるだろう。そういうものを私は大事にしたいと思う。