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価格:3,080円(本体2,800円+税)
【2022年02月発売】
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[BOOKデータベースより]
序章 男旦はモダンガールをめざす
[日販商品データベースより]第1章 清末民初の女芝居
第2章 港からきた女優
第3章 劇評家・辻聴花と女芝居
第4章 「鴛鴦蝴蝶派」と上海の遊戯場
第5章 機械仕掛けの舞台
第6章 日本人の描いた京劇
第7章 「孤島」期上海と戦時下の演劇
第8章 たたかう女性像の系譜
終章 男旦とモダンガール
本書は、二〇世紀の京劇がたどった現代化の道のりを、男旦と女優に焦点をあてて考えようとするものである。手がかりとなるのは、彼らの舞台を見た観客や記者、劇評家が書き残した記録だ。京劇の現代化を物語る現象は、劇場の構造や舞台装置といった物理的な設備(ハード)面から、脚本や演出といった舞台上の内容(ソフト)面にいたるまで、多岐にわたる視点から論じることができるだろう。その中で、とくに取り上げたいのは、女役を演じる俳優の身体が、男旦から女優へ、すなわち男性から女性に交代したことについてである。この変化は、京劇の設備と内容の両面にわたる革新と同時に進行しており、それぞれと深く関わっている。