- 奪われたクリムト
-
マリアが『黄金のアデーレ』を取り戻すまで
DER GESTOHLENE KLIMT.梨の木舎
エリザベート・ザントマン 永井潤子 浜田和子(翻訳)- 価格
- 2,420円(本体2,200円+税)
- 発行年月
- 2019年04月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784816619021
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[BOOKデータベースより]
グスタフ・クリムトの『黄金のアデーレ』をめぐる物語である。20世紀の美術品をめぐる最大のスキャンダルであり、同時にナチスによって奪われた美術品の返還をめぐる最もセンセーショナルなケースである。ドイツ紙「フランクフルター・アルゲマイネ・ツァイトゥング」絶賛。
マリア
アデーレ叔母さん、クリムトと「ウィーン・モデルネ」
ラヴェンナとウィーンの間で―クリムトの黄金の勝利
賞賛と嘲笑
ブロッホ=バウアー夫妻のクリムト・コレクション
1918年以後のウィーンとアデーレの死
アデーレの遺言書
マリアの結婚
近づく破局
屈尋と財産没収
逮捕、略奪と脅し
財産の抵当としてのフリッツ・アルトマン
勝手な収奪と捏造された脱税容疑
最後の瞬間に、オランダ経由でイギリスからアメリカに亡命
大規模な闇取引と財産の強制整理
滞在許容許可証を得てスイスに亡命
良かったのはお天気だけだった。アメリカでの新しい生活
1945年以後は皆が「犠牲者」だった。追随者も加害者も
奪われた絵を探して
強制された贈与、捻じ曲げられた真実と恐喝
権利があるということは、権利を手に入れることと同じではない
歴史を正す労多き試み
大いなる失望
マリア・アルトマン対オーストリア国家
最高裁判所が判決を下す
重大な決定
ランドル・シェーンベルクへのインタビュー(エリザベート・ザントマン)