- 樋口一葉
-
伝統的美意識を凌駕する早逝の天才歌人
コレクション日本歌人選 066
- 価格
- 1,430円(本体1,300円+税)
- 発行年月
- 2019年03月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784305709066
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 塚本邦雄
-
価格:1,320円(本体1,200円+税)
【2011年02月発売】
- 竹山広
-
価格:1,430円(本体1,300円+税)
【2018年11月発売】
- 和歌の黄昏短歌の夜明け
-
価格:3,080円(本体2,800円+税)
【2019年09月発売】
- 塚本邦雄全歌集 第6巻
-
価格:3,630円(本体3,300円+税)
【2022年02月発売】
- 塚本邦雄全歌集 第4巻
-
価格:2,530円(本体2,300円+税)
【2019年12月発売】
[BOOKデータベースより]
生涯で約四千首もの歌を遺した一葉。その人生は、虚無の浮世をいかに生きるかを見据え、「文学が人間に何をもたらすか」を問う。
打ち靡く柳を見ればのどかなる朧月夜も風はありけり
[日販商品データベースより]散り残る花を訪ねて谷陰に今日見出でつる若楓かな
散り残る花の木末を吹く風の今朝心地よき夏は来にけり
冬籠もる窓のうちまで薫りけり軒端の枇杷の花咲きしより
山深み人こそ訪はね読む文の上に昔の友はありけり
憂き事も雪も山路も深ければ春だに遅き心地こそすれ
卯の花の憂き世の中のうれたさにおのれ若葉の蔭にこそ住め
山の端の梢明るくなりにけり今か出づらむ秋の夜の月
限りなくうれしきものは我が思ふ人をば人の誉むるなりけり
宮城野にあらぬものから唐衣なども小萩の繁きなるらむ〔ほか〕
生涯で約四千首もの歌を遺した一葉。
その人生は、虚無の浮世を いかに生きるかを見据え、「文学が人間に何をもたらすか」を問う。