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【2016年10月発売】
[BOOKデータベースより]
日本女子陸上界に彗星のように現れ、消えていったマラソン選手がいた。1992年、大阪国際女子マラソンを日本最高記録で優勝。その半年後のバルセロナ五輪での惨敗と突然の引退。福岡に拠点を移しての再挑戦。結婚と出産。夫との離婚と死別…。その先に見えた景色とは。
第1章 栄光への助走
[日販商品データベースより]第2章 大阪の衝撃
第3章 バルセロナの夏
第4章 福岡での再出発
第5章 再起への迷走
第6章 結婚と出産
第7章 復活と別離
第8章 指導者の道
第9章 使命への目覚め
彗星のように出現した小鴨の波乱の人生
1992年、日本の陸上界に彗星のごとく現れ、そして去っていったシンデレラガール。小鴨は女子マラソンにおける記録より記憶に残る¢I手であった。五輪出場から30年近く経とうとしている今も、雑誌やテレビ番組などで「あの人はいま」という類の企画で取り上げられることも少なくない。ただ、「いま」に至るまでの経緯は、ほとんど紹介されることはない。現役時代の栄光と挫折だけでなく、表舞台から去った後の紆余曲折を知るにつれ、なぜ笑顔で当時を振り返ることができるのか、その疑問が大きくなっていった。
改めて取材を申し込んだのは2018年2月のことだった。それから1年近く話を聞いていく中で、小鴨が呟いた一言は、十分に納得できるものだった。
「いまが幸せなら、その時に辛く、悲しいことだったとしても、良き思い出として語れる。だからいまを一生懸命に生きることが大切なんじゃないですかね」
小鴨はいま、毎日が楽しいと言う。幸せだと言う。苦しみを乗り越え、その境地に至るまでの道のりを追った。
(本書「はじめに」より)