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[BOOKデータベースより]
自由に読むには、修業がいる。テクスト分析のポイントを知る。資料を探す。“あなたらしく”と“客観的”はレポートで両立する!
第1部 テクストを読むとはどういうことか(実践編)(作者が偉く見える小説の作法―志賀直哉『小僧の神様』(一九二〇年);自由に読むには、修業がいる―夢野久作『瓶詰地獄』(一九二八年);語り手は葛藤する―太宰治『葉桜と魔笛』(一九三九年);時代背景を知ると、おいしさ二倍―中島敦『文字禍』(一九四二年);文庫本で読んでる?まあ、悪くないけど…の理由―井伏鱒二『朽助のゐる谷間』(一九三〇年、一九六四年);共感できない、のも研究として“あり”―川端康成『水月』(一九五三年);小説でしか語れない歴史―有吉佐和子『亀遊の死』(一九六一年);ふたたび生き方と結びつける―川上弘美『蛇を踏む』(一九九六年))
[日販商品データベースより]第2部 研究にするための資料と態度(方法編)(文学研究は、自由だから不安である;挿絵は、本文以上に語る―久米正雄『不死鳥』を例に;作品は、読まれなくても“名作”になる―堀辰雄『風立ちぬ』を例に;資料は、あなたに掘り起こされるのを待っている―大谷藤子を例に;論争が読めれば、あなたはかなりのもの―倉橋由美子『暗い旅』論争を例に;文学史をどのように考えるか;参考文献の探し方)
自由に読むには、修業がいる。
テクスト分析のポイントを知る。資料を探す。
〈あなたらしく〉と〈客観的〉はレポートで両立する!
文学作品は、想像力を働かせて自由に読んでいいと思うことに慣れているので、その過程について十分な検討がなされず、読み解きは、センスによると思われがちです。(中略)でも、文学を読むには、確実に技術が必要です。技術というと入試のテクニックのようなものを思い浮かべがちで、こんどは自分の感じ方や生き方とどうつながっているのかわからなくなりますが、意外なことに、自由に読むためにこそ、練習が必要なものです。本書は、そうした練習を行ってみようとするものです。
(「はじめに」より)