- 御簾の下からこぼれ出る装束
-
王朝物語絵と女性の空間
ブックレット〈書物をひらく〉 19
- 価格
- 1,100円(本体1,000円+税)
- 発行年月
- 2019年03月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784582364590
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[BOOKデータベースより]
王朝物語絵に描かれた天皇や貴族の邸宅の外周に、女装束や几帳の布が、こぼれ出ていることがある。これはいったい、どういうものなのだろうか。こぼれ出た女性の装束に女性の空間へのまなざしを読み解いていきたい。
1 打出とは何か(御簾の下からこぼれ出た女性の装束;王朝物語絵の建築空間 ほか)
[日販商品データベースより]2 打出の舞台(古代・中世における女性の住まい;建築空間における男と女の空間 ほか)
3 寝殿造の空間(六条院の想定図;復原案の違い ほか)
4 打出の心(打出の成立―人が不在の装飾へ;『源氏物語』の周辺 ほか)
5 打出の演出の展開(歌合という場;天徳四年内裏歌合 ほか)
絵巻物に描かれる御簾(みす)の下からこぼれ出る装束「打出(うちで)」、それはどんな意味を表現するものだったか。建築空間の変容と打出の意匠や意義の変化にみる、「女性の空間」のあり方。