現代の国際政治 第４版

変容するグローバル化と新たなパワーの台頭
ＭＩＮＥＲＶＡ　ＴＥＸＴ　ＬＩＢＲＡＲＹ　４

ミネルヴァ書房
長谷川雄一（政治学）　金子芳樹　

• 価格: 3,300円（本体3,000円＋税）
• 発行年月: 2019年03月
• 判型: Ａ５
• ISBN: 9784623085613

内容情報

[BOOKデータベースより]

混迷を深める国際政治の諸相を読み解く。激動の展開をつかむ最新改訂版。

第１部　戦後国際政治の構造と変動（冷戦―その起源から終焉まで；軍備管理・軍縮・不拡散問題の展開；アメリカ外交の変容―岐路に立つ超大国　ほか）
第２部　地域におけるイッシュー（転換期の中国―パクス・シニカへの国際秩序再編を目指して；冷戦後の朝鮮半島―北朝鮮の非核化と平和体制構築；東南アジアの地域秩序形成―グローバル化と米中対峙がもたらす試練　ほか）
第３部　現代日本外交のアイデンティティー（日米安保と「沖縄問題」―日本の安全保障の矛盾；日本外交のアイデンティティーと心理―東西と大小の交錯；日米関係の思想史―「対立・自立」と「協調・従属」のアポリア）

[日販商品データベースより]

冷戦構造の崩壊後、国際社会で覇権を握ったアメリカ中心の政治秩序は、9・11テロ後に揺らぎ、発展途上国を含めた各地域の台頭が著しい。さらに民族問題や紛争、移民問題、そして二大国アメリカ・中国が見せる新たな動きからは、むしろ国際平和の実現は遠く、数多くの困難の存在を実感する。本書は、最新の政治動向・情報を踏まえ、混迷の情勢を把握し、不透明な国際社会での日本外交の新たな展望を考察。詳細な年表・参考基本文献も掲載した、国際政治・国際関係論への理解を深めるテキスト。