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価格:1,760円(本体1,600円+税)
【2015年07月発売】
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[BOOKデータベースより]
第1部 群集生態学のアプローチ、アイデア、理論(生態学者はどのように群集を研究しているのか;群集生態学におけるアイデアの発展の歴史)
[日販商品データベースより]第2部 生物群集の理論(生態学と進化生物学における一般性の追求;生物群集における高次プロセス ほか)
第3部 実証的な証拠(実証研究の性質;実証的証拠:選択 ほか)
第4部 結論と将来の展望(プロセスからパターンへ、そしてパターンからプロセスへ;群集生態学の未来)
本書は,群集生態学と生物多様性科学に関する理論やモデル,実証研究のうち,特に「水平群集」と呼ばれる共通の栄養段階にある生物グループに関するものを体系的に整理し,理解するための枠組みを示した本である。
【これまでの群集生態学の教科書と比べて新しい点】
1. 従来理論の体系化
多様な群集生態学と生物多様性の理論をたった4つのルール(選択,浮動,分散,種分化)をもとに整理し,群集生態学を体系的に学ぶことを可能にした。
2. 分かりやすい
難解な数式はなるべく避け,簡潔な文章で解説されている。さらに,読者自身が理論を再現・独習できるように,必要なR言語のコードとその解説も提供されている。
3. 最新の情報
原著が刊行されたのが2016年であり,最新の理論と豊富な実証例が掲載されている。近年の研究トレンドが把握できる。
こうした点から,本書はこれから群集生態学を学ぼうとする大学院生や実務者を含め,幅広い読者に役立つ内容となっている。
(原題:The Theory of Ecological Communities)