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[BOOKデータベースより]
沖縄の米軍基地として接収された地域に含まれる、墓や信仰の対象となる聖地。人びとは現在も米軍の許可を得て、聖地で伝統行事を守り続ける。基地の内と外に存在する多くの神が、戦後いかに祀られてきたのかを描く。
第1章 強制移転村の聖地―楚辺(米軍の上陸直後―読谷村の戦争被害;読谷村の戦後の集落移動 ほか)
[日販商品データベースより]第2章 基地返還地の聖地の再生と共同体(宇座の移動及び返還後の帰村;宇座の聖地の再生と継承 ほか)
第3章 墓地の中の町―北谷の聖地と郷友会(北谷町と基地の歴史;キャンプ瑞慶覧内の聖地 ほか)
第4章 基地接収と爆音被害のムラ―砂辺・戸主会と聖地(旧砂辺の概要;砂辺戸主会と自治会 ほか)
沖縄の米軍基地として接収された地域には、墓や信仰の対象となる聖地が含まれている。現在も米軍の許可を得て、聖地で葬祭や祭祀を行う沖縄の人びとは、どのように伝統行事を守り続けているのか。20年にわたるフィールドワークから、基地のフェンスの内と外に存在する火の神・川の神などの多くの神々が、戦後いかに祀られてきたのかを描き出す。