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[BOOKデータベースより]
史実を踏まえ、東京裁判の再認識を訴える!満州事変の首謀者、石原莞爾はなぜ裁かれなかったのか。被告人たちの「共同謀議」はあったのか。アジア・太平洋戦争の真の戦犯は誰か。「東京裁判」の虚構を暴き「A級戦犯」問題のトリックを解明!!
第1部 歴史篇(満州事変;日中戦争;太平洋戦争;終戦)
[日販商品データベースより]第2部 裁判篇(「東京裁判」の概要;「東京裁判」裁判所条例批判;「東京裁判」における裁判官;「A級戦犯」問題のトリック;「共同謀議」論 ほか)
東京裁判は通称で、正式名称は極東国際軍事裁判という。第二次世界大戦で日本が無条件降伏した後、連合国が設定した「平和に対する罪」、いわゆるA級戦犯を裁くために設置され、28名の被告人が、死刑や終身禁固刑、有期禁固刑などに処せられた。
この裁判の一般的な受け止めは、議論はあるものの、大筋として日本が侵略戦争を行ったことは疑いないのだから、東京裁判を受け入れるのはやむを得ない、というところのように思われる。
しかし本書はまず、信頼性の高いさまざまな史料からアジア・太平洋戦争の史実を振り返り、その始まりである満州事変、それが拡大し日中戦争、さらに太平洋戦争に至り、「無条件降伏」に至る過程を、明らかにし、「三段階征服論」そして裁判の被告人たちの「共同謀議」の構図を否定、侵略戦争との認定を「虚妄の図式」と結論付ける。加え、法律論的な観点からも、東京裁判を行うに際し定められた条例や、量刑の不当さなどを明らかにする。
特に、「無条件降伏」はルーズベルトが記者会見で突然言い出したもので、国際法上の定義もなく本人も説明を拒んでいたため、日本の受諾を難しくし2度の原爆投下につながったこと、戦犯のA・B・C級が重罪度の等級との誤解が広まったことなど、あまり知られていなかった指摘が多くある。
東京裁判があまりにも公平性と公正性を欠いていたことを改めて認識し、歴史と徹底的に向き合い問題を捉えることで、国際社会から信頼と敬意を受けることができると訴える。