この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- すぐ読める! 蔦屋重三郎と江戸の黄表紙
-
価格:1,870円(本体1,700円+税)
【2024年12月発売】
- いま読む『源氏物語』
-
価格:891円(本体810円+税)
【2024年08月発売】
- 図説 百人一首 新装版
-
価格:2,200円(本体2,000円+税)
【2025年04月発売】
- つらくなったら古典を読もう
-
価格:1,078円(本体980円+税)
【2024年11月発売】
- 話はたまにとびますが 「うた」で読む日本のすごい古典
-
価格:1,980円(本体1,800円+税)
【2024年10月発売】





























[BOOKデータベースより]
社会の変容に出版界はいかに対応したか―。幕末から明治初頭、猥雑卑野なる文学として評価された「戯作」は、国民国家のあるべき文学の姿のなかから転落した―。仮名垣魯文はまさにその時代を生きた戯作者であった。モノ・情報の流通網が広がり、新聞という装置が誕生したことで、魯文ら戯作者は「事実」を物語として消費させる新たな手法を得ていく。しかし、それは新政府による規制とのせめぎあいでもあった。その一方で、近世期の戯作は規制に縛られた出版を打開するものとして、大量の読者を生み出し、復活を遂げていく…。資料の博捜により移行期の出版文化のあり方を活写し、近世と近代における継承と断絶の諸相を明らかにする快著!
第1部 事実と稗官者流―仮名垣魯文(稗官者流の“明治”;仮名垣魯文『松飾徳若譚』と史伝;お仲狂乱―魯文『恋相場花王夜嵐』考 ほか)
[日販商品データベースより]第2部 近代における近世的なるもの―出版・流通・蔵書(近世戯作の“近代”;京伝読本の“明治”―明治二十年以前;読本の“近代” ほか)
第3部 戯作の“近代”・その周縁(書物瞥見一・二;書物流通の幕末・明治;稀書翫味の交遊圏 ほか)
幕末から明治初頭、猥雑卑野なる文学として評価された「戯作」は、国民国家のあるべき文学の姿のなかから転落した―。仮名垣魯文はまさにその時代を生きた戯作者であった。
モノ・情報の流通網が広がり、新聞という装置が誕生したことで、魯文ら戯作者は「事実」を物語として消費させる新たな手法を得ていく。
しかし、それは新政府による規制とのせめぎあいでもあった。
その一方で、近世期の戯作は規制に縛られた出版を打開するものとして、大量の読者を生み出し、復活を遂げていく…。
資料の博捜により移行期の出版文化のあり方を活写し、近世と近代における継承と断絶の諸相を明らかにする快著!