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[BOOKデータベースより]
1 出発
[日販商品データベースより]2 黒河の夜
3 ブラゴベシチェンスク
4 ハルスタイの伐採
5 マグダガーチェ
6 バム
7 チタ
8 ナホトカ
9 復員船
これは私のシベリア抑留体験記である。
私は、昭和20年9月に入ソした。そして22年10月に復員した。地名、人名等は定かに記憶していないが、私の胸に刻み込まれた印象は消えるべくもない。
思い出すままに書きつづると、抑留当時の光景がまざまざとよみがえってくる。私は自ら書いた体験記を時々取り出してみる。読んでいる間、私の体はシベリアの広野にいる。
私にとって2年の抑留生活は決してマイナスではなかった。生き抜くことに大いなる自信を得た。
昭和25年10月 著者