- 帝国と遊牧民
-
近世オスマン朝の視座より
京都大学学術出版会
岩本佳子
- 価格
- 5,610円(本体5,100円+税)
- 発行年月
- 2019年02月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784814001828

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[BOOKデータベースより]
オスマン帝国支配下にいた、遊牧民たちの共生の歴史。膨大な行政文書史料を活用した包括的な研究によって民族紛争の根を探る。
オスマン朝と遊牧民
[日販商品データベースより]第1部 バルカン半島における奉公集団的「遊牧民」(ルメリのユリュクとタタール、そしてミュセッレム;征服者の子孫たち)
第2部 遊牧民の定住化(16世紀における遊牧民の定住化;シリア北部への遊牧民定住化政策)
オスマン朝にとって遊牧民とは何か、遊牧民にとってオスマン朝とは何であったのか
本書はオスマン帝国(1300年頃〓1922年)の支配下におかれた、バルカン半島、アナトリア、シリア北部地域に居住した遊牧民たちの「共生」の歴史を紹介する。近年、クルド人問題などで紙面を賑わわせているが、多民族・多宗教・多文化の諸民族はどのようにして互いに共存し、一つの帝国の中で生き抜いたのか。
オスマン朝が遺した膨大な行政文書史料を活用して包括的に研究する本書によって、近東の民族紛争問題が単なる宗教戦争ではなく、諸民族間に存在した相互関係に由来するものであることがわかる。