- 小林秀雄の悲哀
-
- 価格
- 2,695円(本体2,450円+税)
- 発行年月
- 2019年02月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784065144671
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[BOOKデータベースより]
“もう、お終ひにする。”戦後の知識世界に輝く批評家・小林秀雄(一九〇二‐八三年)が晩年、10年にわたって取り組んだ『本居宣長』は、執筆に難渋し、結論に達しないまま終わってしまった。小林が『本居宣長』を選び、引き受けた理由は、どこにあったのか。なぜ、最後の仕事でここまで挫折してしまったのか。集大成ともいうべき大作を分解し、丁寧に読み解きながら、「小林批評」の栄光と挫折を考察する。
序章
[日販商品データベースより]第2章 『本居宣長』という書物
第3章 外堀を埋める―『本居宣長』を読む・その1
第4章 源氏物語のほうへ―『本居宣長』を読む・その2
第5章 『古事記伝』を読む―『本居宣長』を読む・その3
第6章 『古事記伝』という仕事
第7章 小林秀雄の悲哀
「もう、終いにする」。戦後の知識世界に輝くビッグネーム・小林秀雄が、晩年、10年にわたって取り組んだ『本居宣長』は、執筆に難渋し、結論に達しないまま意外な一言で終わってしまった。日本が誇る知性は、なぜ最後の仕事で挫折したのか。彼がこの書物にかけた思い、そして小林がたどり着きたかった「ゴール」はどこにあったのか。小林の批評ぶりを多角的に検証しながら、批評とは何か、その原理について考える。
「もう、終いにする」
戦後の知識世界に輝くビッグネーム・小林秀雄が、晩年、10年にわたって取り組んだ『本居宣長』は、
執筆に難渋し、結論に達しないまま意外な一言で終わってしまった。
日本が誇る知性は、なぜ最後の仕事で挫折したのか。
彼がこの書物にかけた思い、企図、成果は?
そして小林がたどり着きたかった「ゴール」はどこにあったのか?
当代随一といわれた批評家のライフワーク『本居宣長』を丁寧に読み解き、
小林の批評ぶりを多角的に検討しながら、
批評とは何か、さらに批評を支える「原理」とは何かについて考える。
目次
序章
第2章 『本居宣長』という書物
第3章 外堀を埋める 『本居宣長』を読む・その1
第4章 源氏物語のほうへ 『本居宣長』を読む・その2
第5章 『古事記伝』を読む 『本居宣長』を読む・その3
第6章 『古事記伝』という仕事
第7章 小林秀雄の悲哀