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[BOOKデータベースより]
浄土は、いま、どこにあるか。世界のリアルな非惨の数々を前にして、私たちが往き、生まれ、生まれ続けるべき浄土は、いま、どこにあるか。法然、親鸞、一遍における熾烈な信仰の生成を生/死を超える万人救済の教えとして徹底的に問い直し“他力”の思考と実践をその現代性を鳴り響かせつつ甦らせる―詩人思想家がその生のすべてを賭けた「廻心」の書。
序 ふたたび祈りの姿勢をとるために―あるいは遅れてきた至急便
第1部 「他力」という力(法然の革命―人民のための浄土;親鸞の闘い―マイノリティへの生成変化)
第2部 「赦し」とはなにか(「汝、赦されてあり」―大慈悲の力;赦し得ぬものを赦すこと―「悪人正機説」の過去と未来)
第3部 「ほどこし」という行為(一遍の実践―捨てること、与えること;「遊行」とはなにか―「一声」から集団編成へ)
第4部 「往生」とはなにか(有限性の問い―源信、ハイデガー、そして法然;現世において生/死を超える―称名念仏の刻)