この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 政治的なものの概念
-
価格:1,166円(本体1,060円+税)
【2025年07月発売】
- 対話と論争で読む哲学史入門
-
価格:2,200円(本体2,000円+税)
【2025年07月発売】
- 万人のための哲学入門
-
価格:1,430円(本体1,300円+税)
【2024年11月発売】
- わからない世界と向き合うために
-
価格:990円(本体900円+税)
【2024年02月発売】
- Pythonで学ぶプログラミングとアルゴリズムの基本
-
価格:2,970円(本体2,700円+税)
【2025年08月発売】
[BOOKデータベースより]
浄土は、いま、どこにあるか。世界のリアルな非惨の数々を前にして、私たちが往き、生まれ、生まれ続けるべき浄土は、いま、どこにあるか。法然、親鸞、一遍における熾烈な信仰の生成を生/死を超える万人救済の教えとして徹底的に問い直し“他力”の思考と実践をその現代性を鳴り響かせつつ甦らせる―詩人思想家がその生のすべてを賭けた「廻心」の書。
序 ふたたび祈りの姿勢をとるために―あるいは遅れてきた至急便
第1部 「他力」という力(法然の革命―人民のための浄土;親鸞の闘い―マイノリティへの生成変化)
第2部 「赦し」とはなにか(「汝、赦されてあり」―大慈悲の力;赦し得ぬものを赦すこと―「悪人正機説」の過去と未来)
第3部 「ほどこし」という行為(一遍の実践―捨てること、与えること;「遊行」とはなにか―「一声」から集団編成へ)
第4部 「往生」とはなにか(有限性の問い―源信、ハイデガー、そして法然;現世において生/死を超える―称名念仏の刻)