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[BOOKデータベースより]
授乳はいつから母の仕事になったのか?乳母、この忘れられた存在から見えてくる驚きの社会文化史。
序章 乳母という不可解な存在
[日販商品データベースより]第1章 乳母雇用の背景
第2章 乳母雇用の実態と問題
第3章 ドンビー氏の乳母対策
第4章 乳母の声
第5章 母親たちの試練
終章 乳母の復活
付章 明治初期日本の母乳哺育と乳母についての言説―欧米事情流入の影響
授乳はいつから母の仕事になったのか?
乳母、この忘れられた存在から見えてくる驚きの社会文化史
自らの子どもに母乳を飲ませること、現代では自明となったこの行いが定着するまでの歴史はそう単純ではない。本書ではヴィクトリア朝イギリスを舞台に、いまでは忘れられた「乳母」という存在を切り口に、さまざまな社会的、文化的事象を分析。女王から労働者階級、現実社会から文学作品まで、そして乳母の復活ともいえる現代の母乳ビジネスまでをも視野に入れた考察は、数々の母性神話、育児神話を見直すきっかけとなるだろう。日本近世近代の育児論を分析した補論も収録する、注目の研究成果。
「授乳という行為の目的はただひとつ、赤ん坊に栄養を与え成長させることである。それは現在では、産みの母が行うのが当然で自然であると多くの人が考えている。しかし、この明白な目的と担当者をもつようにみえる行為は、社会や文化による介入を受け、現実には予想通り実行されるものではなくなるようだ。本書では、「乳母」という授乳を職業とした存在を切り口に、授乳をめぐる絡み合った事情に分け入って多角的に検討し、授乳の文化性を明らかにしたい。」(本書より)