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[BOOKデータベースより]
科学ジャーナリスト・竹内薫氏がノーベル賞科学者の人生をたどり、その名言の数々を紹介する。
序章(飛び込んできたノーベル財団からの電話;ストックホルムでの本庶先生)
[日販商品データベースより]第1章 日本人ノーベル賞受賞者の系譜(日本国民を勇気づけた湯川秀樹博士の受賞;やっと“世界の科学者クラブ”の仲間入りできた日本 ほか)
第2章 理系の神さまの言葉1 ノーベル物理学賞受賞者編(湯川/秀樹;朝永振一郎 ほか)
第3章 理系の神さまの言葉2 ノーベル化学賞受賞者編(福井謙一;白川英樹 ほか)
第4章 理系の神さまの言葉3 ノーベル生理学・医学賞受賞者編(利根川進;山中伸弥 ほか)
ノーベル賞科学者に学ぶ「本当の生き方」
歴代ノーベル賞受賞者の名言は、私たちのこころに深く響き、感動とともに、生きる希望と勇気を与えてくれる!
ノーベル賞受賞者と言えば、多くの人は近寄りがたい孤高の人だ≠ニか凡人とは違う天才だ≠ネどというイメージを抱きます。 もちろん、先生方の頭脳は極めて優秀ですし、研究の対する情熱も人並み外れたものです。まさに理科の神様≠ニ呼んでもいいでしょう。そうでなければ、世界に認められ、ノーベル賞を受賞することなどできません。
しかし、それは先生方のごく一面にすぎません。その人生は波乱に満ちたものであり、苦悩に満ちたものでもあります。時代の波に弄ばれたり、経済的な苦境に立たされたりした方もいますし、愛する人を失うという辛い経験をあった方もいます。そういう意味では、理科の神様≠スちも私やみなさんと同じように、世間の荒波と必死に戦って生きていると言ってもいいでしょう。
だからこそ、先生方の言葉は実に深見があり、味わい深いものとなっているのです。多くの人がノーベル賞を受賞した日本人科学者の言葉に感動したと口にしますが、それも当然のことなのです。
本書を手にとり、先生方の言葉に触れることで、自分の目指すべき道を探したり、希望や勇気を取り戻すきっかけにしていただければ、幸いです。(本書「はじめに」より)
本庶佑「サイエンスは未来への投資だ」
湯川秀樹「一日生きることは、一歩進むことでありたい」
朝永振一郎「ふしぎだと思うこと これが科学の芽です」
福井謙一「メモをしないとすぐに忘れてしまうようなアイディアこそ、貴重である」
白川英樹「夢は、多くもつほど、将来に希望が持てる」
下村脩「苦しい時代を経験したことで、難しいことから逃げないようになった」
山中伸弥「どんな失敗をしてもいい。学生時代にやった失敗は絶対に無駄にならない」
ほか、全21人のノーベル賞受賞科学者の言葉