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- 日本文学の〈戦後〉と変奏される〈アメリカ〉
-
占領から文化冷戦の時代へ
ミネルヴァ書房
金志映
- 価格
- 9,350円(本体8,500円+税)
- 発行年月
- 2019年02月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784623084494

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[BOOKデータベースより]
本書では、文化冷戦の事例としてロックフェラー財団のアメリカへの留学支援を取り上げ、創作フェローシップの招きを受けてアメリカに渡った文学者たちが、どのような影響を受けたかを検証する。フェローらが見たアメリカ社会の明暗とは。その表現が戦後日本に投げかけるものとは。単なるプロパガンダとして切り捨てることのできない多様な出会いの結果、アメリカのイメージがいかに変容したのかを多角的に考察する。
なぜロックフェラー財団創作フェローなのか
[日販商品データベースより]第1部 占領期のGHQ文化政策と「アメリカ」の表象(占領期の文化/文学が創出される場;占領期表象としての大岡昇平『俘虜記』;阿川弘之の初期作品における原爆の主題と「アメリカ」;被占領体験の語りにおける「アメリカ」―小島信夫「アメリカン・スクール」を中心に)
第2部 ポスト講和期の日米文化交流と戦後日本の文学場(ポスト占領期の日米文化関係―文化冷戦の時代;文化冷戦と文学場―ロックフェラー財団の文学者留学支援プログラムを中心に;ロックフェラー財団創作フェローのアメリカ留学)
第3部 ロックフェラー財団創作フェローの描いた「アメリカ」(阿川弘之『カリフォルニヤ』における「アメリカ」―文化冷戦下のエスニシティの表象として;小島信夫の描いた同時代の「アメリカ」―『異郷の道化師』にみる人種・言語・生活様式;ナショナル・ヒストリーから個の語りへ―有吉佐和子『非色』における“戦争花嫁”の「アメリカ」)
戦後日本文学と「アメリカ」の変奏
本書では、文化冷戦の事例としてロックフェラー財団のアメリカへの留学支援を取り上げ、創作フェローシップの招きを受けてアメリカに渡った文学者が、どのような影響を受けたかを検証する。フェローらが見たアメリカの明暗とは。その表現が戦後日本に投げかけるものとは。単なるプロパガンダとして切り捨てることのできない多様な出会いの結果、アメリカのイメージがいかに変容したのかを多角的に考察する。