- 会津八一
-
奈良大和を愛し、古寺巡礼の歌を詠う
コレクション日本歌人選 068
- 価格
- 1,430円(本体1,300円+税)
- 発行年月
- 2019年01月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784305709080
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【2022年01月発売】
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コレクション日本歌人選 068
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[BOOKデータベースより]
流行の風を好まず生涯歌壇の外に身を置いた、奈良大和を歌う学匠歌人。
おほらかにもろてのゆびをひらかせておほきほとけはあなたらしたり
[日販商品データベースより]あまたたびこのひろまへにめぐりきてたちたるわれぞしるやみほとけ
をじかなくふるきみやこのさむきよをいへはおもはずいにしへおもふに
かすがのにおしてるつきのほがらかにあきのゆふべとなりにけるかも
おほてらのほとけのかぎりひともしてよるのみゆきをまつぞゆゆしき
びるばくしやまゆねよせたるまなざしをまなこにみつつあきののをゆく
びしやもんのおもきかかとにまろびふすおにのもだえもちとせへにけむ
てらにはのひるはしづけしみづみてていしにすゑたるみんげいのかめ
みとらしのあづさのまゆみつるはけてひきてかへらぬいにしへあはれ
ちとせあまりみたびめぐれるももとせをひとひのごとくたてるこのたふ〔ほか〕
会津八一
1881年(明治14)新潟市生。中学校在学中に俳句を始め『ほとゝぎす』に投句。早稲田大学で英文学を専攻し、坪内逍遙らに学ぶ。1908年(明治41)のはじめての奈良旅行以来、その地の古寺や古美術や風土を短歌に歌い続ける。早稲田中学校で英語を教えながら、美術史の研究を続け、後に早稲田大学で東洋美術史を担当する。歌壇の外に身を置き、特に仏教美術の美を学を背景とした眼で捉えて、醇乎とした声調に表現し、独自の歌境を拓いた。