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Addiction as an Attachment Disorder
日本評論社 フィリップ・J・フローレス 小林桜児 板橋登子 西村康平
点
ボウルビィの愛着理論とコフートの自己心理学、2つの理論が紡ぐ「人間関係の病としてのアディクション」。アルコールや薬物などの依存症臨床の神髄を、豊富な症例とともに解説する。
第1章 愛着障害としてのアディクション第2章 愛着関係の障害がもたらすもの―対処行動としての物質乱用第3章 アディクション治療における愛着理論の意義第4章 アディクション―自己修復の試みと挫折の過程第5章 効果的な治療の原則―愛着の視点から第6章 治療初期―愛着能力を生み出す第7章 治療後期の課題第8章 愛着と治療同盟第9章 アディクションと愛着志向療法―長期的な意義
アルコールや薬物、ギャンブル・セックスなどのアディクションを人間関係の病と捉え、豊富な症例をもとに治療の本質を描き出す。本書の特徴は、アルコールや薬物、ギャンブル、あるいはネットやゲームなどのアディクション(依存症)という精神障害の途中経過で、確かに脳の障 害が一定の役割を果たしていることを認めつつも、発症から回復に至るアディクションの過程全体を脳細胞や遺伝子のお話ではなく、人と人との関係 性、すなわち愛着関係と自己愛の病という視点から説明しようと試みている点にある。そして個人心理療法ならびにグループ療法、あるいは自助グルー プの本質と、そのアディクション臨床における有効性について、読む者に答えを与えてくれている。(中略)ボウルビィの愛着理論とコフートの自己心 理学という2つの理論が紡ぎ出す概念を巧みに織り込みながら、著者は「人間関係の病としてのアディクション」という壮大なタペストリーを、私たち 読者の目の前に映し出してくれるのだ。(中略)しかし本書の最大の魅力は、実は理論にあるのではない。本書はアディクションに関する抽象的な心理 理論の本なのではなく、徹頭徹尾、臨床の本なのである。読み進んでみれば、心理理論の話が少しややこしくなってきたな、と思った頃には必ず理論を よりよく理解するための一助となるような具体的な患者の病歴が提示されたり、患者との面接場面が語られたりすることに読者は気づくであろう。一人 ひとりの患者は実に生き生きと描写され、面接でのやりとりも非常にリアルで人間味に溢れており、フローレス博士がいかにアディクションの臨床家と して抜群のセンスをもっているかがわかるのだ。(「訳者あとがき」より。一部改変)
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[BOOKデータベースより]
ボウルビィの愛着理論とコフートの自己心理学、2つの理論が紡ぐ「人間関係の病としてのアディクション」。アルコールや薬物などの依存症臨床の神髄を、豊富な症例とともに解説する。
第1章 愛着障害としてのアディクション
[日販商品データベースより]第2章 愛着関係の障害がもたらすもの―対処行動としての物質乱用
第3章 アディクション治療における愛着理論の意義
第4章 アディクション―自己修復の試みと挫折の過程
第5章 効果的な治療の原則―愛着の視点から
第6章 治療初期―愛着能力を生み出す
第7章 治療後期の課題
第8章 愛着と治療同盟
第9章 アディクションと愛着志向療法―長期的な意義
アルコールや薬物、ギャンブル・セックスなどのアディクションを人間関係の病と捉え、豊富な症例をもとに治療の本質を描き出す。
本書の特徴は、アルコールや薬物、ギャンブル、あるいはネットやゲームなどの
アディクション(依存症)という精神障害の途中経過で、確かに脳の障 害が一
定の役割を果たしていることを認めつつも、発症から回復に至るアディクション
の過程全体を脳細胞や遺伝子のお話ではなく、人と人との関係 性、すなわち愛
着関係と自己愛の病という視点から説明しようと試みている点にある。そして個
人心理療法ならびにグループ療法、あるいは自助グルー プの本質と、そのア
ディクション臨床における有効性について、読む者に答えを与えてくれている。
(中略)ボウルビィの愛着理論とコフートの自己心 理学という2つの理論が紡
ぎ出す概念を巧みに織り込みながら、著者は「人間関係の病としてのアディク
ション」という壮大なタペストリーを、私たち 読者の目の前に映し出してくれ
るのだ。(中略)しかし本書の最大の魅力は、実は理論にあるのではない。本書
はアディクションに関する抽象的な心理 理論の本なのではなく、徹頭徹尾、臨
床の本なのである。読み進んでみれば、心理理論の話が少しややこしくなってき
たな、と思った頃には必ず理論を よりよく理解するための一助となるような具
体的な患者の病歴が提示されたり、患者との面接場面が語られたりすることに読
者は気づくであろう。一人 ひとりの患者は実に生き生きと描写され、面接での
やりとりも非常にリアルで人間味に溢れており、フローレス博士がいかにアディ
クションの臨床家と して抜群のセンスをもっているかがわかるのだ。(「訳者
あとがき」より。一部改変)