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[BOOKデータベースより]
ナショナル・アート・ヒストリーのその先へ―17世紀オランダ絵画の黄金時代。“アジア”はいかに表象されたのか。一七世紀オランダにおける異文化受容の問題、特にアジア、中でも日本や中国を中心にした東アジアの美術や文化がオランダでどのような意味をもっていたのか、オランダの人々の東方へのまなざしがどのようなものであったのかを探る試み。
序論 一七世紀オランダ絵画の「内」と「外」
[日販商品データベースより]第1部 東洋磁器の収集、陳列、表象(画中のアジア―一七世紀オランダ静物画に描かれた東洋磁器;オラニエ=ナッソウ家の磁器収集と陳列の諸相;一八世紀初頭オランダ風俗画における磁器蒐集の表象―ウィレム・ファン・ミーリス“猿のいる室内”をめぐる考察;フェルメールの描いた陶磁器;陶磁器の白い輝き―もう一つのオランダ美術史)
第2部 モノの移動、モノの変質(記憶と幻想―日本製輸出漆器にみる風景表現;漆器のパラドックス―海を渡った漆器と一七世紀オランダ静物画の中の漆器;反射の枠組み―一五五〇年から一六五〇年における「インド」の貝殻表面とヨーロッパの収集;グローバルな文脈における一七世紀後期から一八世紀初頭デルフト多彩陶器について;オランダ紳士たちの優雅なガウン―ヤポンセ・ロックと呼ばれた衣裳)
第3部 異国の文化と新たな自己認識(書画同源?オランダと漢字の出会い;ヤン・ファン ケッセル(父)およびエラスムス・クウェリヌス作“アジア”(ミュンヘン、アルテ・ピナコテーク)―アジアの寓意表現の特徴とアジアへのまなざし;「淡い色の紙」―レンブラントの和紙刷り版画;レンブラントと“アジア”―グローバル・アートへのまなざし)
第4部 「オランダとアジア」をめぐる方法論的考察―オランダ美術とグローバル・アート・ヒストリー(グローバル・アート・ヒストリーとネーデルラント;「ネーデルラント・モデル」?―グローバル・アート・ヒストリーとしてのネーデルラント美術史、あるいは、ネーデルラント美術史とグローバル・アート・ヒストリー)
本書は、一七世紀オランダにおける異文化受容の問題、特にアジア、中でも日本や中国を中心にした東アジアの美術や文化がオランダでどのような意味をもっていたのか、オランダの人々の東方へのまなざしがどのようなものであったのかを探る試みである。(中略)これらの画家(レンブラント、フェルメールら)の心には、絶えず、自分が住むオランダとそれとは異なる遠い世界の両者が潜んでいた。そのことを知り、その意味を探ることは、逆に、なぜ、一八世紀末にオランダ絵画があれほど江戸の人々を熱狂させ、また、現在もまた多くの日本人がレンブラントやフェルメールの芸術に惹かれるのかを知る作業に重なるに違いない。(幸福輝「序論」より)