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[BOOKデータベースより]
目の不自由な妹の転落事故と、母親がダイナマイト心中するまでの八日間の謎―冨永昌敬さんとの話
[日販商品データベースより]統合失調症と自殺―松本ハウスとの話
生と死の境界で―岡映里さんとの話
繊細と乱暴 東尋坊の用心棒―茂幸雄さんとの話
自殺した息子に対して加害者であるという意識を持ち続ける映画監督―原一男さんとの話
死にたくなったら090‐8106‐4666へ電話をどうぞ―坂口恭平さんとの話
“生き心地の良い町”を旅する・前篇―岡檀さんとA町の人々との話
“生き心地の良い町”を旅する・後篇―岡檀さんと海部町の人々との話
どんな状況であれ人生を楽しめていれば、病は治っている―岩崎航さんとの話
精神病患者のなかにある豊かな世界―向谷地生良さんとの話
母の自殺を自分のなかに取り込むため、三ヵ月間休まず絵を描き続けた画家―弓指寛治さんとの話
生きてることに意味はないかもしれないけど、あなたが生きているだけで意味が生まれるのです。
ろくでもない世間に目を向けるより、この本に目を向けて、
バカなことを言ってると笑ってください。
*
そんなに頑張らなくても、ぼちぼち生きていても、生きていて良かったと思うことがたくさんあります。
せっかくこの世に生まれ入ったのに、「いのちは歓びそのもの」だという人もいるのに、
それを経験しないで死んでいくのは、悔しいというか、悲しいというか、可哀想というか……
だから、生きづらさを感じている人や、自殺するかもしれないと思っている人に、
この本を読んでもらいたいのです。
この本は十一章に分かれていて、それぞれ自殺に縁のある方々に話を聞いています。
どんな方々かというと、自殺未遂した人、自殺しようとしている人を救っている人、
自殺が少ない町を研究している人、親が自殺した人、子供が自殺した人、
死にたい人からの電話をすべて受けている人、自殺をテーマに絵を描いている人、などなど、
みなさんツワモノばかりです。こんなにたくさんの人と自殺の話をしたのに、誰一人として
深刻な雰囲気にはなりませんでした。
共通しているのは、どの人も大変な状況を乗り越えてきていることです。
だからこそ、笑って話せるのではないかと思います。(まえがきより)