- マンハッタン計画の科学と歴史
-
The History and Science of the Manhattan Project
丸善プラネット 丸善出版
Bruce Cameron Reed 今野廣一- 価格
- 5,830円(本体5,300円+税)
- 発行年月
- 2018年11月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784863454002
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[BOOKデータベースより]
第1章 はじめにと概要
[日販商品データベースより]第2章 核物理学概略史
1930年代中期まで
第3章 核分裂発見とその解釈
第4章 マンハッタン計画の組織化
1939‐1943
第5章 オークリッジ、CP‐1、クリントン工兵施設
第6章 ハンフォード工兵施設
第7章 ロスアラモス、トリニティとテニアン
第8章 廣島と長崎
第9章 マンハッタン計画のレガシー
付録A ボールド体の語彙解釈
付録B 略伝註記
第2次世界大戦中に遂行されたマンハッタン計画には,ウラン濃縮技術(電磁気分離法,液体熱拡散法,ガス拡散法),プルトニウム生産原子炉(黒鉛炉),プルトニウム抽出分離技術(再処理),原子爆弾設計理論と製造技術が含まれ,戦後の「原子力平和利用」でのウラン濃縮,再処理および原子力発電技術に繋がる.原爆から水爆への開発が「核抑止論」の発生とともに「核兵器削減条約」や「核禁止条約」等,未だに続く論争もまたマンハッタン計画のレガシーである.戦後に合衆国内に散りばめられた国立科学研究所群の殆どもマンハッタン計画で生まれた研究所・工兵施設が基となっており,その運営方法や国家資金の投入システムも戦時中から踏襲された-.本書はマンハッタン計画の総合評価書であり、物理学者が書き上げた、科学史と科学理論の総合図書としての集大成版です。