- ごろうのおみせ
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- 価格
- 1,760円(本体1,600円+税)
- 発行年月
- 2018年12月
- 判型
- A4
- ISBN
- 9784265086429
内容情報
[BOOKデータベースより]
[BOOKデータベースより]
あるひごろうはしょうがっこうをやめてみせをひらいた。でも、うるものがないかららくがきをした。マジックでかいた○。そしたらそれがどんどんうれる。だからどんどんかく。ごろうのおみせはだいはんじょう。でもあるとき…。あの「ごろう」が人気イラストレーター「死後くん」とタッグを組んで待望の絵本デビュー!
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「あるひ ごろうは しょうがっこうを やめた」そう、やめちゃうのです。ふらーっと。そして、何をするかと言えばお店を開きます。ごろうはまだ子ども。何も売るものがないかと思えば……なんとマジックで落書きをした「〇」が売れちゃった!!「わあ おもしろい」「いいね」怒られると思ったのに、大繁盛。どんなにかいても、どんどん売れちゃう。もっと、もっと。もっと、もっと。夢中でかいていると、今度は「△」に。どういうことかというと……!?ちょっと変わった子、嫌われそうな子を主人公にしていく絵本「こんな子きらいかな?」シリーズの第3弾として登場したのが、「ごろう」。ごろうの行動は、同じ教室にいるお友だちから見たらきっと「謎」。みんなが最近見ないなあ、学校に来ないなあ、なんて思っている頃、ごろうは何かに無我夢中。まわりの声なんて聞こえないほど没頭しているのです。例えそれを見て大人が大絶賛していたとしても、酔狂な人が大騒ぎしていたとしても、です。そして、またふらりと戻ってきたりするのです。どうしてかといえば、「やりつくした」から。ごろうがすごいのはそこです。もう何も出てこないくらいにやりつくす。そして、次に思いついたことをまたやって、やりつくす。それを繰り返しているだけなのかもしれません。でも、なかなか出来ることではありません。もし、それがごろうの「普通」だとしたら。誰も彼の「発想」についていけないのは当然なのかもしれませんよね。この絵本には「こうしてほしい」「こうなってほしい」なんていう表現は一切でてきません。「こんな子がいる」ってこと、そしてその子が「結構おもしろい」ってことをみせてくれます。誰にも追いつけない「ごろうの世界」。その想像もつかない景色を、絵として見事に描き出してくれているのが「死後くん」。確かにこちらも名前からして普通ではないようですね……!
(絵本ナビ編集長 磯崎園子)
小学2年生の娘が一人読みしました。
学校をやめちゃうごろう。
生きる力のすごさ。
個性的なごろうに大人も何だか惹かれてしまいますね。
作者の名前が「ごろう」さんというところも、大人目線でニヤリとしてしまいました。(まゆみんみんさん 40代・兵庫県 女の子8歳)
【情報提供・絵本ナビ】