アメリカ左派の外交政策

Ａ　ＦＯＲＥＩＧＮ　ＰＯＬＩＣＹ　ＦＯＲ　ＴＨＥ　ＬＥＦＴ

風行社
マイケル・ウォルツァー　萩原能久　

• 価格: 3,850円（本体3,500円＋税）
• 発行年月: 2018年11月
• 判型: Ａ５
• ISBN: 9784862581143

内容情報

[BOOKデータベースより]

序論　基本姿勢
第１章　歴史のなかの諸事例―物事の正しい見方と間違った見方
第２章　左派国際主義とは何か
第３章　人道的干渉を擁護して
第４章　アメリカ帝国は存在するのか
第５章　グローバルな正義と国内正義
第６章　世界政府と強弁の政治
第７章　左派と宗教―イスラームの場合
第８章　われわれの闘争の複雑な陣形
あとがき―まともな左派はありうるのか？

[日販商品データベースより]

これまでの左派は被抑圧民族であれば、彼らが何を行おうとそれを支持し、反帝国主義、反米主義、反イスラエルの立場を無条件で支持する短絡ぶりを示してきた。こうした左派への痛切な反省姿勢を本書から読み取ることができよう。（監訳者あとがきより）

被抑圧民族であれば、反帝国主義、反米主義、反イスラエルの立場を無条件で支持してきた左派への痛切な反省姿勢。

国際主義者であると主張することの多いわれわれ〔左派〕だが、……外交政策や安全保障政策について決してよくは理解していない。私は主張したい。これは原理的にまったくまずい失敗である。（本書７頁）