現代ロシアにおける民族の再生

ポスト・ソ連社会としてのタタルスタン共和国における「クリャシェン」のエスニシティと宗教＝文化活動／「クリャシェン」とは何

三元社（文京区）
櫻間瑛　

• 価格: 5,602円（本体5,093円＋税）
• 発行年月: 2018年11月
• 判型: Ａ５
• ISBN: 9784883034680

内容情報

[BOOKデータベースより]

「クリャシェン」は、なぜ「民族」を名乗るのか。彼らの民族的、宗教的な自己認識を、歴史的な背景や社会的・政治的な状況と関連づけながら明らかにし、特に宗教との関連に注目しつつ、この集団が「民族化」する過程とそのメカニズムを解明する。

ポスト社会主義時代の民族、宗教の展開とタタール、クリャシェン
第１部　タタールの中のクリャシェン（受洗タタールからクリャシェン、そしてタタールへ；『ジョレイハ』とクリャシェン）
第２部　「クリャシェン」という運動（クリャシェン運動の勃興；クリャシェン運動の公認と分裂　ほか）
第３部　クリャシェンと宗教（クリャシェンの宗教復興と日常；エスニック・シンボルとしての教会　ほか）
第４部　クリャシェン文化を求めて（「クリャシェン文化」の現在；「クリャシェン文化」のハイライト）
結論

[日販商品データベースより]

「クリャシェン」は、なぜ「民族」を名乗るのか。
彼らの民族的、宗教的な自己認識を、歴史的な背景や社会的・政治的な状況と関連づけながら明らかにする。特に、宗教との関連に注目しつつ、この集団が「民族化」する過程とそのメカニズムを明らかにする。