- きれいなシワの作り方
-
淑女の思春期病
文春文庫 むー16ー2
- 価格
- 814円(本体740円+税)
- 発行年月
- 2018年12月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784167911973
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[BOOKデータベースより]
皺は美しいと言いながら無駄に高いクリームを塗りこむ。自意識が邪魔をしてSNSに投稿できない。通販サイトを見るうちにヒートアップ、気がつけば家じゅう段ボール箱。初めて1人でバーに入ったらそこはシガーバー。迫りくる「産むか産まないか」問題―アラサー女子の愛おしくもイタい日々。芥川賞作家による赤裸々エッセイ。
淑女の思春期病
[日販商品データベースより]きれいな皺のつくりかた
はじめての結婚願望
おしゃれの曲がり角
モテモテ老人ホーム
自意識過剰とSNS
大人のパンチラ考
「年齢に合ったいいもの」の謎
通販の誘惑
おひとりさまの年末年始〔ほか〕
思春期なんて、とっくに卒業したと思っていたのに…?
30歳を過ぎたころから起こる、さまざまな「身体の変化」や「心の揺れ」にとまどいつつも向き合う日々――「大人の思春期病」をテーマに、大好きな女友達とおしゃべりするように書きとめたエッセイ。
女性誌「anan」で連載し、多くのアラサー女子の共感をよんだ初エッセイ集の文庫化。
・「結婚願望はないです」と答えていた若かった自分を反省して、「機会があったらしてみたい」と答える今日このごろ。大きな成長、この変化が嬉しい!
・自意識が邪魔して、FBやmixiにほとんど意味のあることを書きこめず。SNSにお洒落な写真をアップロードできる日は来るのか?
・通販の罠にかかり、ネットのお洒落な店のサイトを見ている内に頭が沸騰。「この戦い、負けられない!」と早朝からPCに張り付いて予約に成功。気が付けば部屋は段ボール箱だらけ……
・年末年始もいつものコンビニでバイト。お一人さまの正月はいつもと違う空気感で嫌いじゃない。
・「バーに行こう!」と思い立ち、初めて一人で入った店が「シガーバー」……
・同世代の女性と会うといつも話す「産むか、産まないか」。「産まない派」と見せかけて「本当にそれでいいのか」と夜中に悶々とするわたし。期限は迫る。
「こんなこと気にして、自意識過剰で、馬鹿だなあ」と笑ってほしい、と著者(「文庫版あとがき」)。
時に、こんなことまで書いちゃっていいの? と不安にさせられる、芥川賞作家(「コンビニ人間」)の赤裸々エッセイ。