[BOOKデータベースより]
赤煉瓦に導かれて(坂の上の赤煉瓦;みんなやさしかった ほか)
心の準備体操(はじめての授業;絵本『おおかみのこがはしってきて』 ほか)
詩が開いた心の扉(心の闇は虹の七色;詩が開いた心の扉 ほか)
困難を抱えた子どもたち(発達障害を抱えた子;はじめて感じた「殺される側の恐怖」 ほか)
座の力・場の力(変わらない子はいなかった;人は人の輪のなかで育つ ほか)
「空が青いから白をえらんだのです」(新潮文庫)が生まれた場所で起こった数々の奇跡を描いた、渾身のノンフィクション。
奈良少年刑務所で行われていた、作家・寮美千子の「物語の教室」。
絵本を読み、演じる。
詩を作り、声を掛け合う。
それだけのことで、世間とコミュニケーションを取れなくて罪を犯してしまった少年たちが、身を守るためにつけていた「心の鎧」を脱ぎ始める。
本書を読むと、「人間ていい生き物だな」と心底思えます。
























