- 世俗化後のグローバル宗教事情
-
世界編 1
いま宗教に向きあう 3
- 価格
- 2,530円(本体2,300円+税)
- 発行年月
- 2018年11月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784000265096
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[BOOKデータベースより]
この四半世紀、「近代化とともに宗教は衰退に向かう」とする世俗化説に、世界各地から反例や異議が投げかけられてきた。論争に着地点はあったのか?二〇世紀終盤から世界の宗教情勢はどう変わってきたのか?まず二〇世紀の流れを大きく整理した後、冷戦終結・グローバル化の進展といった変化に揉まれながら、伝統宗教回帰、新宗教、スピリチュアリティ、無宗教がそれぞれどのようにヴァージョンアップしているか、「流れの先」の諸断面にスポットライトを当てていく。
序論 二〇世紀から二一世紀への流れ―争点1・結局、宗教は衰退したのか、していないのか?
1 伝統的宗教の復興/変容―争点2・イスラームはテロを生む宗教なのか?(日常生活のイスラーム化―イスラームの政治化に続くもの;インドネシアの医療とイスラーム復興―再創造された「預言者の医学」;聖と俗の混紡―現代イスラエルにおけるユダヤ教の諸相 ほか)
2 新宗教運動・スピリチュアリティの現在―争点3・オルタナティヴか、体制順応か?(世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の歴史と現状―韓国宗教史からの検討;「ゲルマン的ネオ・ペイガン」は何に対抗しているのか―ドイツの「ゲルマン的ノイ・ハイデントゥム」から考える;児童文学の中の魔女像の変容とジェンダー ほか)
3 グローバル化とダイバーシティ―争点4・グローバル化は宗教の多様化か、一元化か?(プロテスタントの爆発的拡大から半世紀―ラテンアメリカにおける宗教地図の変容;アメリカの「伝統」の新たな挑戦―多様な宗教・非宗教の共存;「超スマート社会」の宗教―電脳化は何をヴァージョンアップするのか)