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[BOOKデータベースより]
ベートーヴェン「第九」が起こした革命とは?グローバリズムに牙をむいた怪物ワーグナー、自作の讃美歌で宗教改革を広めたルター、「音楽の父」バッハは時代から浮いていた、就職活動で苦しんだモーツァルト、ロンドン市民の居眠りをやめさせたハイドンの秘策、シェーンベルクは妻の不倫に悩んで、メロディを破壊した!?など、大作曲家たちの意外な素顔から解き明かす画期的な世界史!
序章 クラシックを知れば世界史がわかる
[日販商品データベースより]第1章 グレゴリオ聖歌と「神の秩序」
第2章 宗教改革が音楽を変えた
第3章 大都市と巨匠たち
第4章 ベートーヴェンの時代
第5章 ロマン派と新時代の市民
第6章 “怪物”ワーグナーとナショナリズム
第7章 二十世紀音楽と壊れた世界
ベートーベンが「市民」をつくった?
「近代+土着」でドイツを勝利させたワーグナー。
歴史の流れがするすると頭に入る、斬新な音楽史&世界史。
「歌は世につれ、世は歌につれ」と言いますが、これは流行歌だけに限った話ではありません。
一般大衆から遊離したハイカルチャーに思えるクラシック音楽も、実は社会、経済と
深いつながりがあるのです。
19世紀に質量ともにピークを迎えたクラシック音楽は、
大都市の市民階級という新しい消費者に向けられた最新の文化商品でもあったのです。
誰が注文し、いかにして作られ、どのように演奏され、どこで消費されたか。
クラシック音楽を知れば世界史がわかる! といっても過言ではありません。
博覧強記の片山杜秀さんが縦横に語りまくる本書を読めば、
激動の近代ヨーロッパの歴史が楽しく頭に入ります。
・音楽が時代の影響を受けやすい経済的理由
・宗教改革で音楽は「簡素」になった
・「時代遅れ」だったバッハ
・トルコ軍楽隊が西洋に与えた影響
・なぜモーツァルトは就活で苦しんだのか?
・革命の騒音が音楽を「爆音化」した
・産業革命が楽器を一変させた
・ベートベン最大のヒット作は「戦争の再現ドラマ」
・世界中が真似たワーグナー・システム ほか