[BOOKデータベースより]
みけねこのみけねえちゃん。人間のともくんとおかあちゃん。三にんかぞくにおこった、しんぱいなできごとも、みけねえちゃんにかかればだいじょうぶ。
[日販商品データベースより]この頃元気のないともくん。明らかにSOSが出ているのに、その理由を誰にも話せないでいるみたい。どうやら、学校の宿題「自分の名前の由来」のことで傷ついてしまっているようなのですが……。みけねえちゃん、出番です。
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みけねえちゃん、ともくん、おかあちゃんは、どこにでもいる3人家族。ただ、ふつうとちょっとちがうのは、「みけねえちゃん」が「話せるネコ」だというところ。「みけねえちゃん! ひましてんのなら、ともくんをさがしてきて」「わかったけど、あんまりアテにせんといてな。いうたかて、わたし、ねこやねんから」「ふつうのねこは口答えなんてせんやろ!」さいきん、ともくんの様子がちょっとおかしい。ともくんの名前は「ともひろ」なのに、自分のことを「うーちゃん」と呼んて、お母さんが注意してもぜんぜんやめない。心配したお母さんに頼まれて、学校にようすを見にいくみけねえちゃん。みけねえちゃんはそこで、ともくんが「自分の名前がいや」とこぼしていたことを知るのですが——様子がおかしいともくんのナゾと、コミカルなみけねえちゃんのキャラクターに惹かれて読み進めていくと——思わずオトナもホロリと涙!たとえ家族でも――そして家族だからこそ、簡単には伝えられない言葉や、見せることのできない弱さがある。これは、そんな家族のもどかしさを描いた作品です。キッとしたツリ目のずんぐり体型。「とろーり」としたおやつに弱いみけねえちゃんは、子どものように純真で、素直。一方で、その人のためと思ったら言いにくもズバッと伝える強さや、人の気持ちに寄り添うことのできるやさしさも持ち合わせています。「わたしに聞いて。なんでも答えるから」「どういうことか、おねえちゃんにいうて。話したら、きっと解決できる」ともくんにかけるみけねえちゃんの言葉の、なんてたのもしいことでしょう!もしも、みけねえちゃんがいてくれたら――ともくんたちがちょっとうらやましく思えます。まあ、みけねえちゃんはこう言うでしょうけど。「あんまりアテにせんといてな。いうたかて、わたし、ねこやねんから」
(小説家 堀井拓馬)
「話せるネコ」の「みけねえちゃん」。
関西弁なのも何だか合っていて面白かったです。
こんなネコがいたら、私も色々話したいし聞いてもらいたいしアトバイスほしいなー。
読み手の子供達もきっと羨ましく思うことでしょう。(まゆみんみんさん 40代・兵庫県 女の子8歳)
【情報提供・絵本ナビ】