- 歌枕の聖地
-
和歌の浦と玉津島
ブックレット〈書物をひらく〉 17
- 価格
- 1,100円(本体1,000円+税)
- 発行年月
- 2018年11月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784582364576
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[BOOKデータベースより]
『万葉集』の山部赤人の歌「若の浦に潮満ち来れば潟をなみ…」以来、和歌の浦と玉津島はたくさんの歌に詠まれてきた。「若の浦」は歌道の象徴「和歌の浦」となり、玉津島は和歌の神として崇拝され、実際の地形の変化にかかわらず、歌の観念の中でその景観は維持される―歌枕「和歌の浦・玉津島」の文学史。
はじめに(旅のガイドブック―『紀伊国名所図会』;題詠と歌枕)
1 上代の和歌の浦・玉津島(「わかの浦」の始まり―『万葉集』の「若の浦」;赤人が見た「若の浦」)
2 平安期の和歌の浦・玉津島(和歌の浦・玉津島の変容;三代集の時代;藤原公任の旅;「若の浦」から「和歌の浦」へ;和歌の浦への旅)
3 中世の和歌の浦・玉津島(中世勅撰和歌集における和歌の浦・玉津島;『新古今和歌集』の歌人たち;熊野懐紙和歌;『新古今和歌集』;『最勝四天王院彰子和歌』と『建保名所百首』;「わかの浦」を詠むこと;定家の子孫たちと玉津島;玉津島社と新玉津島社;中世後期における和歌の浦・玉津島への旅;歌人と歌枕;和歌の浦の地形の変化)
4 戦国末期から近世の和歌の浦・玉津島(豊臣秀吉と和歌の浦;近世の和歌の浦・玉津島)