- サブカル勃興史
-
すべては1970年代に始まった
角川新書 Kー240
- 価格
- 1,100円(本体1,000円+税)
- 発行年月
- 2018年11月
- 判型
- 新書
- ISBN
- 9784040822204
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[BOOKデータベースより]
2010年代に入ってからウルトラ・シリーズ、仮面ライダー、ガンダム、あるいはベルばら、ポーの一族などが40、50周年を迎えている。逆算すれば分かるが、これらの大半は1970年代に始まったのだ―。国民的エンタテイメントの原点を紐解く。
第1話 静かに生まれた国民的キャラクター―『ドラえもん』(一九七〇年)
[日販商品データベースより]第2話 ウルトラ・シリーズの再出発―『帰ってきたウルトラマン』(一九七一年)
第3話 石ノ森・東映ヒーローの誕生―『仮面ライダー』(一九七一年)
第4話 スーパーロボットの出現―『マジンガーZ』(一九七二年)
第5話 少年も読む少女マンガ―『ポーの一族』と『ベルサイユのばら』(一九七二年)
第6話 アニメ新時代の幕開け―『宇宙戦艦ヤマト』(一九七四年)
第7話 ニュータイプのアニメ―『機動戦士ガンダム』(一九七九年)
2010年代に入ってから、「ウルトラ・シリーズ」、「仮面ライダー」、「ヤマト」、「ガンダム」、あるいは「ベルばら」「ポーの一族」などが次々と40、50周年を迎えている。それらはみな、単に昔のものとしてあるだけでなく、現役のコンテンツとして新作が発表され、映像化、舞台化されている。逆算すれば分かるが、これらの大半は1970年代に始まっているのだ。 1960年に生まれ、アニメ、特撮ものを最初期からテレビで見ていた中川右介(作家、編集者)が「リアルタイムの記憶を基にして目撃譚」として描くサブカル勃興史。
記憶をたどりながら書きますが、公にするからには、記憶にだけ頼り、間違ったことを書いてはいけないので、改めて調べ、事実確認をして書きます。歴史家的視点と、当時の少年視聴者・読者としての記憶とを融合させ、「読者・視聴者としてサブカル勃興期を体験した者が書く歴史」を提示したいと思います。(筆者)