ギリシア哲学３０講人類の原初の思索から 上

「存在の故郷」を求めて

明石書店
日下部吉信　

• 価格: 2,970円（本体2,700円＋税）
• 発行年月: 2018年11月
• 判型: Ｂ６
• ISBN: 9784750347424

内容情報

[BOOKデータベースより]

ギリシア哲学の権威にしてハイデガー研究の第一人者でもある著者が、存在の故郷を求むべく古代ギリシアの文献を読み解き、その自然哲学を「みずみずしい姿」で蘇らせると同時に、そこで繰り広げられた哲学者たちの抗争の帰結としての現代人の歪んだ思考に高らかに異を唱える。過激にして痛快な現代文明批判の書（上下巻）。

ギリシア哲学俯瞰
ミレトスの哲学者（１）タレス
ミレトスの哲学者（２）アナクシマンドロス
ミレトスの哲学者（３）アナクシメネス
ピュタゴラス
アルキュタス
ヘラクレイトス
エレア派　故郷喪失の哲学者クセノパネス
エレア派　パルメニデス
エレア派　ゼノンとメリッソス
エンペドクレス
アナクサゴラス
デモクリトス
ハイデガーと原初の哲学者たち―アナクシマンドロス、ヘラクレイトス、パルメニデス

[日販商品データベースより]

ハイデガーの「存在の思索」に寄り添いつつ、人類にとって原初の思索・哲学を「みずみずしい姿」で復活させ、従来のギリシア哲学観に変更を求めるとともに、そこから西洋哲学一般、近代科学、人間の思考のあり方そのものに疑問を呈する、過激にして痛烈な現代文明批判の書（上下巻）。