武器としての情報公開

権力の「手の内」を見抜く
ちくま新書　１３６６

筑摩書房
日下部聡　

• 価格: 902円（本体820円＋税）
• 発行年月: 2018年11月
• 判型: 新書
• ISBN: 9784480071842

内容情報

[BOOKデータベースより]

日本の政治を揺るがし、今なお決着がつかないスキャンダルの多くが情報公開に関係している。森友問題しかり、ＰＫＯ日報問題しかり。いずれも情報公開請求が引き金となって問題化した。特定秘密保護法案、集団的自衛権をめぐる憲法解釈変更、石原都知事（当時）の乱費問題などを、情報公開制度を活用して報じた毎日新聞記者がその舞台裏を明かし、誰もがこの制度を使えるよう、ノウハウを伝授する！

第１章　石原都知事を追及する
第２章　特定秘密保護法案の裏側―情報公開で「秘密」に対抗する
第３章　憲法解釈変更の「検討記録なし」をあばく―安保関連法案と内閣法制局
第４章　個人情報の使われ方と使い方
第５章　情報公開制度とは？
資料編　調査に使える公開情報

[日販商品データベースより]

石原都知事（当時）の乱費や安保法制での憲法解釈の変更など、公的な問題に情報公開制度を使って肉薄した毎日新聞記者が、その体験を描き、制度の使い方を説く！