- 武士の起源を解きあかす
-
混血する古代、創発される中世
ちくま新書 1369
- 価格
- 1,320円(本体1,200円+税)
- 発行年月
- 2018年11月
- 判型
- 新書
- ISBN
- 9784480071781
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 新・常識の世界地図
-
価格:1,375円(本体1,250円+税)
【2025年08月発売】
- フェイクとおバカの見分け方
-
価格:1,100円(本体1,000円+税)
【2025年03月発売】
- できるWindows 11パーフェクトブック困った!&便利ワザ大全 2023年 改訂2版
-
価格:1,628円(本体1,480円+税)
【2023年03月発売】
- やる気ゼロからでも成績が必ずアップする 一生の武器になる勉強法
-
価格:1,650円(本体1,500円+税)
【2024年08月発売】
- ITインフラのしくみと技術がこれ1冊でしっかりわかる教科書
-
価格:2,420円(本体2,200円+税)
【2024年11月発売】
[BOOKデータベースより]
武士はいつ、どこで、生まれたのか?七世紀ものあいだ日本を統治してきた彼らのはじまりについては、実ははっきりとした答えが出ていない。かつて教科書で教えられた「地方の富裕な農民が成長し、土地を自衛するために一族で武装し、武士となった」という説はでたらめで、都の武官から生まれたという説は確証がなく、学界は「諸説ある」とお茶を濁す。この日本史における長年の疑問を解消するために、古代と中世をまたにかけ、血統・都鄙・思想に着目し、武士の誕生の秘密を明らかにする。
序章 武士の素性がわからない
[日販商品データベースより]第1章 武士成立論の手詰まり
第2章 武士と古代日本の弓馬の使い手
第3章 墾田永年私財法と地方の収奪競争
第4章 王臣家の爆発的増加と収奪競争の加速
第5章 群盗問題と天皇権威の転落
第6章 国司と郡司の下剋上
第7章 極大点を迎える地方社会の無政府状態―宇多・醍醐朝
第8章 王臣子孫を武士化する古代地方豪族―婚姻関係の底力と桎梏
第9章 王臣子孫を武士化する武人輩出氏族―「将種」への品種改良
第10章 武士は統合する権力、仲裁する権力
第11章 武士の誕生と滝口武士―群盗問題が促した「武士」概念の創出
終章 武士はどこから生まれてきたか―父としての京、母としての地方
武士はどこでどうやって誕生したのか。日本を長期間統治した彼らのはじまりは「諸説ある」として不明とされていた。古代と中世をまたぎ、日本史最大の謎に挑む。