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★プロ書店員レビュー★
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「著者の本気は読者に伝わる」を実感。
今年創立70周年を迎えた人文・社会分野の専門書出版社が〈広く一般読者に届く言葉をもつ著者とともに、「著者の本気は読者に伝わる」をモットーにおくる新シリーズ〉として「けいそうブックス」を創刊した。本書はその第3弾。『断片的なものの社会学』で2015年度の「紀伊國屋じんぶん大賞」を受賞するなど、まさに「広く一般読者に届く言葉をもつ著者」として人気の高い社会学者が、自身の研究手法「生活史調査」について事例をもとに説明しながら、質的社会学とよばれる研究の目指すところを明らかにしようとする。平易な言葉で書かれているが、決してものごとを単純化しているのではない。無理に単純化せず丁寧に書き分けているから読めるのだ。当シリーズに相応しい「届く言葉」「著者の本気」を実感した。
[BOOKデータベースより]
沖縄戦の最中に手渡された手榴弾と、聞き取りの現場で手渡されたマンゴー。「こちら側」と「あちら側」の境界線を超えて行き来する、語りと記憶と「事実」。ストーリーの呪縛から逃れ、孤独な人生について、過酷な世界について、直接語り合おう。「約束としての実在論」へ向けた、ポスト構築主義の新しい生活史方法論。
マンゴーと手榴弾―語りが生まれる瞬間の長さ
鉤括弧を外すこと―ポスト構築主義社会学の方法
海の小麦粉―語りにおける複数の時間
プリンとクワガタ―実在への回路としてのディテール
沖縄の語り方を変える―実在への信念
調整と介入―社会調査の社会的な正しさ
爆音のもとで暮らす―選択と責任について
タバコとココア―「人間に関する理論」のために