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[BOOKデータベースより]
日本人がいまなお持つ「サムライ」という自己像―日本は「武国」だという意識は、一六世紀末頃から始まり、二〇世紀前半、「軍国」意識として頂点に達した。しかしそれまで一〇〇〇年の歴史時代、この国の人々の自国イメージはまるで異なっていた。なぜ、どのように、「武国」意識は育ったのか。そこにどのような「詐術」が含まれていたか。古代から現代まで、「詐術」をも含んだ自国意識変遷の道筋をとらえる。
第1章 「神国」日本(「神国」とは何か;平安・鎌倉時代の神国意識;蒙古襲来と自国観)
第2章 弓矢の誇りと「武」の価値(弓矢の誇り;「武」の価値と軍記物語;武士の自意識の発達とその表現)
第3章 「武国」意識の成立と展開(秀吉の「武国」意識と朝鮮出兵;「武国」意識の理論化;ナショナリズムと「文武」)
第4章 「武国」から「軍国」へ(「武国」意識の広がり;幕末維新期の「武国」論;「武国」論と「軍国」日本)