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[BOOKデータベースより]
一九二〇年代、京都帝国大学助教授の金関丈夫が琉球人遺骨を盗掘し、現在も、京都大学に二六体分、台湾大学に六三体分の遺骨が保管されている。本書は、帝国日本に奪われた琉球人遺骨の苦難をたどることで、日本の大学や博物館の「学知による植民地主義」を歴史的に検証し、現在も再生産される差別と偏見、支配と暴力の構造を明らかにする。そして、アイヌ、台湾原住民族ほか、世界の先住民族の場合とも比較しながら、民族の自己決定権行使としての遺骨返還運動の意義を論じる。
序章 帝国日本の骨―琉球、台湾、アイヌコタン
第1章 盗掘された琉球人遺骨―京都帝国大学の「犯罪」
第2章 学知の植民地主義―琉球人遺骨と大学・博物館の問題
第3章 アメリカと大英帝国旧植民地から―世界の先住民族による遺骨返還運動
第4章 アイヌの骨―学問の暴力への抵抗
第5章 自己決定権としての遺骨返還
終章 生死を超えた植民地支配