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[BOOKデータベースより]
「拉致問題は内閣の最重要課題」と言い続ける安倍内閣の元で、「拉致」問題は解決に向かって1ミリも進展していない。何故か。その解決の鍵が本書にある。
第1章 日朝戦後政治精神史―拉致問題に寄せて(二〇〇三年五月)(はじめに―旧帝国と新帝国の亡霊たち;問題はどこにあるのか ほか)
[日販商品データベースより]第2章 あふれ出る「日本人の物語」から離れて(二〇〇二年一〇月〜二〇〇三年五月)(民族としての「朝鮮」が問題なのではない、「国家」の本質が顕わになったのだ;産経式報道の洪水と、社会運動圏の沈黙の根拠を読む ほか)
第3章 過去と現在の往還の中で捉える拉致問題(明かされていく過去の「真実」―「T・K生」の証言を読む;『「拉致」異論』以後)
第4章 停滞の中で、どこに光明を求めるのか―本書初版刊行から一五年後に(蓮池透氏との討論はいかに実現したか;「拉致問題安倍三原則」は何をもたらしているか ほか)
地勢的に朝鮮半島の東に横たわり朝鮮半島の1.5倍の面積、2倍の人口を持つ日本。半島の人々には歴史的に重苦しい気持ちが日本という国にあるのではないだろうか。
近現代史においても日朝・日韓間には、横たわる数々の問題がある。領土問題・慰安婦問題・拉致問題……、これらは全て根は同じである。それぞれ独立して論じることはできない。「拉致」の問題をテーマにしながら日韓併合という補助線を引いて考えると、拉致問題の解決は自然にできる。「救う会」の北朝鮮バッシング、政府による経済制裁、本質を避けるメディア、これらを批判しつつ真の和解を考えた名著の増補決定版。極めて真っ当な論調の本書を読まずして朝鮮問題は語れない、という思いがする本だ。