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[BOOKデータベースより]
高麗王若光は果たしてモーゼたり得たか。“ディアスポラ”を軸に、古代と現代、夢と現実を交錯させ、歴史と「私」をつなぐ運命の糸を明かした異色の歴史私小説。
[日販商品データベースより]若光(じゃっこう)よ、霧の七国峠を越えろ。新たな高麗(こま)の里がそこにある。
今、歴史と「私」を運命の糸がつなぐ
高麗王 若光は果たしてモーゼたり得たか。
“ディアスポラ”を軸に、古代と現代、夢と現実を交錯させ、歴史と「私」をつなぐ運命の糸を明かした異色の私小説風歴史小説。
シベリア抑留は現代における「バビロンの捕囚」だった。古代のユダヤ人たちはこの捕囚から解き放たれてディアスポラとなった。帰るべき祖国がなかったからである。同じように、千年後の東アジアでは、百済人や高句麗人が故国を失って海を渡って列島に押し寄せた。勝者である新羅人もやって来たが、彼らは移住者であって亡国の民ではない。ディアスポラとはあくまで故国を持たない人々で、この点で難民とも違うのである。
(本文より)