
- 在庫状況:出版社よりお取り寄せ(1週間程度で出荷)
- みぎわの留別
-
思潮社
南川隆雄
- 価格
- 2,640円(本体2,400円+税)
- 発行年月
- 2018年09月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784783736295

この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
-
マニアックにアニマル
-
関口隆雄
価格:2,420円(本体2,200円+税)
【2022年02月発売】
ユーザーレビュー
この商品に寄せられたカスタマーレビューはまだありません。
レビューを評価するにはログインが必要です。
この商品に対するあなたのレビューを投稿することができます。

[BOOKデータベースより]
炎と渇き、侭ならぬ此岸を渡り、生の骨肉から滲み出る苦みえぐみを飲みほしたあと待ちうけるのは、いよいよ透きとおった水のほとりか、それとも―生死への絶えざる煩悶を静かに詩語へ屹立させる、40篇。
水鏡(途中下車;通りすぎた村;やぎと野原で ほか)
[日販商品データベースより]骨湯(ゆきおんな;西へ往く;魚あらべすく ほか)
改札(じゃがいも;足首;つゆの晴れ間に ほか)
この先のことは
いま人目かまわず諦めの襤褸をひらめかせ
たぎる坩堝にやすやすと呑みこまれていく
もうじゅうぶんに おあずけ してもらったよ
どこまでもいとしい獣の夏には
(「いとしい夏」)
炎と渇き、儘ならぬ此岸を渡り、生の骨肉から滲み出る苦みえぐみを飲みほしたあと待ちうけるのは、いよいよ透きとおった水のほとりか、それとも――生死への絶えざる煩悶を静かに詩語へ屹立させる、40篇。