- 自由という牢獄
-
責任・公共性・資本主義
岩波現代文庫 G389
- 価格
- 1,628円(本体1,480円+税)
- 発行年月
- 2018年09月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784006003890
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[BOOKデータベースより]
個人の自由こそが最大の価値であるリベラルな社会においても、実際はさまざまな意味でそれが空虚なものとなっている。そんな「自由という名の牢獄」から、私たちはどうやって抜け出すことができるのか。本書は、責任・公共性・資本主義との関係から、自由という概念そのものを鍛え直し、変形し、その限界を克服するための探究である。河合隼雄学芸賞受賞作。
第1章 自由の牢獄―リベラリズムを超えて(リベラリズムの時代;自由の困難 ほか)
第2章 責任論―自由な社会の倫理的根拠として(責任の不発化;リスク社会 ほか)
第3章 “公共性”の条件―自由と開放をいかにして両立させるのか(幽霊という敵;現れの空間 ほか)
第4章 不・自由を記述する赤インク(不・自由を伝える赤インクがない;資本主義における格差問題 ほか)