[日販商品データベースより]
【主観的な価値を表現・商品化する“感性デザイン”!!】
◆商品企画からUX(ユーザエクスペリエンス)を考慮した具体的なデザイン、感性マーケティングまで、実際の事例を含め、著者自身が持つ全ての知識と経験を傾けて体系的かつ分かりやすく解説!
人々の関心が「価格」や「機能」などの客観的な価値から「楽しい」などの主観的な価値に移っている今日では、商品企画・製品デザイン・マーケティングとも従来通りではない、新たな手法や考え方が求められている。
本書は、大手電機メーカのデザインマネージャ、またデザイン研究者として長年の経験と多くの実績を有する著者が、自らの感性デザインに関する全ての薀蓄を傾けて執筆・解説した労作である。
第1編では感性工学の誕生とその広がりや、具体的な考え方と方法や手法的な課題から、感性工学と感性デザインの考え方の相違について、さらに感性デザインの考え方の基礎である人間の認知評価構造モデルや、感性デザインの具体的な応用展開についても解説する。
第2編の感性インタフェースデザインでは、分かり易さの認知的インタフェースに関係する内容について、認知的モデルやラピッドプロトタイピング手法を用いたユーザビリティ評価、また今日普及が進展している音声インタフェースの今後の目指す方向性についても言及、さらに感性的インタフェースデザインに関係する筆者の研究事例やその成果物である各10原則、調査研究や関係研究についても解説する。
第3編の感性デザインマーケティングでは、今日のマーケティングの考え方がデザインの考え方に近くなってきていることを、マーケティング理論の巨匠であるコトラーのマーケティング3.0の歴史的な考察の視点から解説、最後に主観的な価値を調査分析する感性マーケティングリサーチの新しい手法についても解説する。
【主な目次】
第1編 感性デザイン
第1章 感性工学とデザイン
第2章 感性デザインの方法
第3章 ラフ集合と区間分析
第4章 感性デザインの事例
第2編 感性インタフェースデザイン
第1章 インタフェースの階層関係
第2章 インタフェースデザインの開発プロセス
第3章 インタフェースの認知的モデル
第4章 ユーザビリティとユーティリティ
第5章 ラピッドプロトタイピング手法
第6章 操作用語と音声インタフェース
第7章 見た感じ使いやすそうなデザイン
第8章 感性的なインタフェースデザイン
第9章 楽しく感じるインタフェースデザイン
第3編 感性デザインマーケティング
第1章 デザインとマーケティング
第2章 製品中心のデザインマーケティング
第3章 顧客中心のデザインマーケティング
第4章 人間中心のデザインマーケティング
第5章 感性マーケティングリサーチとデザイン
付録 紹介手法のプログラム入手方法と関係サイト
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