- 江戸の読書会
-
会読の思想史
平凡社ライブラリー まー20ー1 871
- 価格
- 1,980円(本体1,800円+税)
- 発行年月
- 2018年09月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784582768718
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 蔦屋重三郎 江戸を編集した男
-
価格:1,100円(本体1,000円+税)
【2024年10月発売】
- 江戸の家計簿 新版
-
価格:1,320円(本体1,200円+税)
【2024年09月発売】
- 徳川家康弱者の戦略
-
価格:880円(本体800円+税)
【2023年02月発売】
- 見てきたようによくわかる 蔦屋重三郎と江戸の風俗
-
価格:990円(本体900円+税)
【2024年11月発売】
- 百姓の江戸時代
-
価格:1,100円(本体1,000円+税)
【2022年06月発売】
[BOOKデータベースより]
儒学の学習のために始まった読書会=会読は、すぐに全国にひろがり、蘭学、国学塾でも採用された。それは身分制社会のなかではきわめて特異な、自由で平等なディベートの場、対等な他者を受け入れ競い合う喜びに満ちた「遊び」の時空でもあった。そこで培われた経験と精神は、幕末の処士横議を、民権運動の学習結社を、近代国家を成り立たせる政治的な公共性を、準備するものでもあった―。具体的な事例をたどり、会読の思想史を紡ぐ傑作!
第1章 会読の形態と原理
第2章 会読の創始
第3章 蘭学と国学
第4章 藩校と私塾
第5章 会読の変貌
第6章 会読の終焉
付録 江戸期の漢文教育法の思想的可能性―会読と訓読をめぐって