この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 大田南畝 江戸に狂歌の花咲かす
-
価格:1,386円(本体1,260円+税)
【2024年09月発売】
- 鴨長明と寂蓮
-
価格:1,320円(本体1,200円+税)
【2012年08月発売】
- 鴨長明方丈記
-
価格:1,100円(本体1,000円+税)
【2013年06月発売】
- 一茶俳句集 新訂
-
価格:1,177円(本体1,070円+税)
【1935年02月発売】
- クァーキーな女たちの伝統
-
価格:3,300円(本体3,000円+税)
【2024年10月発売】
[BOOKデータベースより]
男を待つ身の切なさ、女に捨てられた恨み節、愛の余韻を残すきぬぎぬ、悲恋の慟哭…。王朝の男女の情感あふれる恋歌のやりとり。千年の時を超えて胸に迫るあまたの恋情!
はじめに―王朝時代の恋愛模様
[日販商品データベースより]第1章 黒髪の乱れ
第2章 恋こそ祈り
第3章 愛の余韻
第4章 星夜のあわれ
第5章 あの世の逢瀬
平安京の夜空を飛び交う愛の告白!
王朝時代、平安京の夜空をたくさんの恋歌がメールのように飛び交っていた。文使いの少年に託された歌は、数分で相手のもとに届く。「和歌(やまとうた)は人の心を種として、折々の思いがさまざまな言葉になって表れて出たもの」と紀貫之(『古今集』撰者)は語っている。
通い婚のため男を待つしかない女の切なさ、許されざる恋に涙する男、共寝の翌朝の別れのつらさ……。武士ですら優雅な恋歌をものした時代、典雅な三十一字の歌から、王朝の人々の想いがいきいきと伝わってくる。百人一首、古今集、拾遺集、金葉集などさまざまな有名歌集から、選りすぐった和歌と歌人101人の人生をわかりやすく、リアルな筆致で紹介。短い生涯を恋に歌に生きた男と女の、愛の告白に感嘆する一冊。