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[BOOKデータベースより]
かけがえのない一人ひとりのライフ(生活と人生)、自己表現、人生の転機、当事者の生きづらさの語りとは。対話的構築主義・自己物語論・ナラティヴアプローチ・サファリング研究・エスノメソドロジーなど社会学による最新の質的研究を凝縮した一冊。
第1部 自己表現の語り(「いま」を確かに残す―ライフログとアイデンティティの視覚化;なぜ演じるのか―フィクションに託すサファリングの語り;もうひとつのドクターズ・ストーリー;人生の転機について語る人々―自由記述を量的にとらえる方法;自己を語ること・人生を書くこと―ともに書く自分史の世界 ほか)
[日販商品データベースより]第2部 問題経験の語り(薬物をやめ続けるための自己物語―再使用の危機に直面したダルクスタッフの語り;私利私欲を手放し、匿名の自己を生きる―12ステップ・グループと依存症からの回復;人生が変わるとき―薬物依存からの「回復」の語りとライフストーリーの理解可能性;「ペドファイルである」という問題経験の語り―英語圏での言説のせめぎあいをめぐって;当事者研究が生み出す自己)
自己・人生・経験を語る意味とは
「自己を語る」営みに着目する生活史、ナラティブ、ライフストーリー、対話的構築主義など多様な方法論の競演が実現した待望の社会学論集。「いま、ここ」の自己物語の深まり、「生活・人生としてのライフ」の探求の広がりが近年際立っています。自己表現の語り(ライフログ、一人芝居、ドクターズストーリーズ、転機、共に書く自分史、たった一人のライフストーリー)と、問題経験の語り(薬物依存からの回復、ペドファイル(幼児性愛)論争、当事者視点)の2部構成から自己のあり方と現代の生きづらさに迫ります。エスノメソドロジー、セクシュアル・マイノリティ、サファリング、当事者研究のコラムにもご注目ください。