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[BOOKデータベースより]
大将(杉山元(元帥 第一総軍司令官);阿南惟幾(陸軍大臣);安藤利吉(第十方面軍司令官) ほか)
[日販商品データベースより]中将(秋山義兌(第百三十七師団長);安達二十三(第十八軍司令官);上村幹男(第四軍司令官) ほか)
少将(隈部正美(航空審査部総務部長);平野豊次(第二十五軍憲兵隊長);岡田痴一(法務少将 東海軍兼第十三方面軍法務部長))
指揮官は責任を取らねばならない。
それは、政治家も官僚も経営者も同じである。
大東亜戦争終了時あるいはその後「自決」した陸軍将官二十六名の列伝
「終わりに」より
自決は、日本的な責任の取り方としては究極のものであるが、罪が上層部へ及ぶことを避けるための生贄となったり、不都合な真実を隠ぺいするためのものであったりすることもあるので、自決を単に潔いと美化するわけにはいかないが、大東亜戦争敗戦後自決した将官(将軍)は二十六人に上る。自決の原因は様々であるが、多くはあの戦争の開戦責任や敗戦責任、あるいは多数の部下を死なせたことへの責任であったり、その責任感は今と違って旺盛である。
自決将官の一号は二十年八月十五日早朝に割腹した阿南陸軍大臣(大将)であり、最後は、二十二年九月十日の安達二十三第十八軍司令官(中将)である。阿南、安達の死からすでに七十年以上が経った。 阿南は、死をもって天皇に詫び、安達は天皇と戦没した部下将兵に詫びて命を絶った。
彼らは、今日の日本をどのようにみているだろうか。